先日、ＮＨＫ放送「プロフェッショナル　仕事の流儀　高倉健スペシャル」という番組を観た。そこには６年ぶりにスクリーンに帰ってきた、今年で御年８１歳になるとは思えない高倉健さんの凛とした姿があった。今、上映中の映画「あなたへ」の撮影現場を通して友人達の証言をまじえ、人間、高倉健、俳優、高倉健の知らざる素顔をせまるという内容だった。義理がたく、人情が厚く、筋を通す、礼儀正しい人物として知られ、すべての共演者に挨拶を忘れず、監督やプロデューサーをはじめ、若い新人俳優やスタッフにも必ず立ち上がり、丁寧にお辞儀して敬意を払うと人柄だという。もともと望んで俳優になったわけではない、食い扶持を得るため、仕方なく俳優の道を選んだのが始まりだったとある。それから半世紀以上がたち、多くの役者さんのあこがられ、多くの人達に人間として尊敬される昭和の大スター高倉健さんをフォーチュン四柱推命運勢鑑定表を通して、どのような人物なのか検証してみたい。




三柱での鑑定では食傷タイプとでています。もし生まれ時が分かっても、食神要素が多分にあると推測する。その根拠となるところは組織や、人と群れないところである。『夜叉』で共演したビートたけしさんが語る撮影中のエピソードがある。真冬の福井へロケに行ったある日のこと、、高倉はその
日、オフだったにもかかわらず、ロケ現場へ激励に現れた。厳冬下であったので、出演者・スタッフは焚火にあたっていたが、高倉は全く焚火にあたろうとしない。スタッフが「どうぞ焚火へ」と勧めたところ、高倉は「自分はオフで勝手に来た身なので、自分が焚火にあたると、皆さんに迷惑がかかりますので」と答えた。このためスタッフだけでなく、共演者誰一人申し訳なくて、焚火にあたれなかったと発言している。やがて「頼むからあたってください。健さんがあたらないと僕達もあたれないんです」と泣きつかれ、「じゃあ、あたらせていただきます」となり、やっと皆で焚火にあたることができたと語っている。タイプを消却法で絞っていくと比劫タイプなら焚火にあたり、皆にも声をかける。財星タイプなら寒いので焚火にあたる。官星タイプなら立ち位置を考えながら焚火のそばに近づく。印星タイプで主役の立場であるなら遠慮なく火にあたる。残りは一匹狼的な要素が強い食傷タイプではないかと推測するところである。そうだとすれば生まれ時に五行木の天干、地支がでてくるはず。大運は五行木が旺盛になる春運に入る季節の変わり目の落差のある時期は体に気をつけてほしい。


無骨で無口なイメージがあるが、普段の素顔は気さくで話し好きという。
だが共演者の感想は、みんなの背筋をしゃんとさせる空気をもたせる役者さん、多分これから出てこないだろうという人。そばにその存在感を感じるだけで、ものすごく勉強になると偉大さを口にする。


高倉健さんは、映画俳優は私生活を見せてはいけないとうポリシーをもっているという。その見えないプライベートさえ厳しく律してきたと言われている。実生活ては離婚して４０年独り身をとおしてきた。
共演者のビートたけしさんがいう、撮影のときは椅子に座らないとか、食べ物もスタッフと一緒ののものでなければ、絶対に手をつけないという一つひとつ実績が神話になり、結局は高倉健さんも一緒になって今の高倉健を作り上げたことになってしまったという。
高倉健という俳優は動物で例えるとシロナガスクジラみたいもので、演技をしなくてよい、でかい太平洋とか、そういう海を、ただ泳いでいってくれればいい、それだけで立派に絵になると語る。
インタビューでは「素顔をさらけ出す場所は限られているからこそ、何よりも友人を大切にする」と話す。
「社会と接触する場所がない、行きにくいですよね。
違うものになっちゃうから」
とあくまで映画俳優としての生き方を貫こうとしている。


コメント

映画を作るにしても後ろの人の力のお蔭だという。一番やっている人が、一番お金をもらっていない人達だと、そういうのがわかるのに何十年もかかる、ぱっと来てもわからないと高倉健さんがいう。
言葉の端々に感性を感じさせ、また、年を重ねてきただけの言葉に深み、重みがある。
運勢的観点からみれば、よい五行金、火、土が旺盛になる秋、夏の季節に巡り合う運勢背景運が、大スター高倉健を創り上げた後押しになっていると拝察するところである。
映画が終わると、健サンは数年間、姿を消すという。
また、早いうちにお元気な姿を見せてほしいと心から思っています。


追伸

このブログを書いてる最中、映画 「あなたへ」 で共演された大滝秀治さんが亡くなられたとニュースが入ってきた。高倉さんが大滝さんの芝居で感動のあまり涙し、大滝さん帰られる時、旅館の前で僕、最敬礼してるよね。あれ正直な反応だよね。と言わしめた大ベテラン俳優が亡くなった。
ご冥福をお祈り申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（合掌）

石破 茂 候補。
出身生地 鳥取県八頭郡。
出身校 慶應義塾大学法学部。
所属政党　自由民主党→新進党→
自由民主党。衆議院議員（８期)。
防衛庁長官（第６８・６９代）、防衛大臣（第４代）、農林水産大臣（第４９代）、自由民主党政務調査会長（第５２代）などを歴任する。












五気周流する上格の命式です。それだけに生まれ時がわからないと詳しく鑑定できません。三柱だけの鑑定では比劫タイプとなっています。






生まれ時がわからないと何とも言えませんが、時柱に財星が多く出ない限り、今年は位を掴む気運と言えるでしょう。





































石原 伸晃 候補。
出生地  神奈川県。
出身校 慶應義塾大学文学部社会学科。
所属政党　自由民主党。
自由民主党。衆議院議員（７期)。
自由民主党幹事長 （第４５代)歴任する。











日干辛－辰（土）生まれで月令を得ての比劫タイプは間違いないでしょう。生まれ時がわかるしと比劫－財星タイプになる可能性はあると言えます。






太過する金が旺盛になる秋運に巡っています。個人的に伸びることはできても、重い責任をもつ任務は荷が重くなるかも知れませんね。




































安倍 晋三 候補。
出生地  東京都。
出身校 成蹊大学法学部卒業。
所属政党　自由民主党。
自由民主党。衆議院議員（６期)。
自由民主党幹事長（第３７代）、内閣官房長官（第７２代）、自由民主党総裁（第21代）、内閣総理大臣（第９０代）などを歴任する。












日干庚－酉月生まれで月令を得ての比劫タイプです。そして五気周流する上格の命式です。









大運ランクは人生の最高潮の周期に入っています。










行運もよい気運に恵まれています。










行運暗示に支合（月）が出ています。この支合は吉星との支合なので自分や家族に慶びごとのある暗示です。










コメント

９月２６日に自民党総裁選が行われる。早く候補者の運勢をご照会したいと思いながら、ホームページの刷新のことや仕事の多忙が続き、今日、慌てて有力候補３人を鑑定する次第であります。
明日の総裁選が事実上の次期総理大臣を決める選挙になると言われています。それだけに各候補者の運勢が気になるところ。
さて、各候補の命式、大運をみられて、皆さんはどのように推察されたでしょうか。
石破氏は生まれ時がほしいところだが、時柱に五行火の宿命性が出ていなければ、運勢は悪くない。
石原氏は大運が急落したところ、運勢背景を踏まえているならばよいが、今までを通りに歩んで行くと大誤算が生ずる危険性があります。
運勢背景だけで言えば阿部氏がもっとも運気がよいと言えます。
日本のトップは変わりすぎ。それだけ世界から甘く見られると思う。
尖閣諸島、竹島など領土問題を抱える現状 、毅然とした考えをもったトップが求められる。そして、国民も批判するばかりではなく、愛国心をもって気概のある人には、気持ちよく応援したいもだ。

はじめに、松下忠洋氏のご冥福をお祈り申し上げます。（合掌）
９月１０日、内閣府特命担当大臣が自宅で自殺のニュースが飛び込んできました。推研（四柱推命研究会）の仲間とともに、フォーチュン四柱推命運勢鑑定表で検証してみました。私のスタンスは人の死、それも自殺ともなればブログの題材にすべきないという考えをもっています。しかし、推研の仲間からは今回のケースは、私たちが判断しがたいことを「フォーチュン」は分析しており、推命を勉強する人にとっては教材になる事例でないかとの、ご意見におされ、とりあげる次第でります。
鹿児島県川内市出身。京都大学農学部卒業。所属政党（自由民主党→無所属→国民新党）
報道によると、１９９１年、松下氏が建設省に努めていた頃、鹿児島出身のママがいるといって神戸のラウンジにつれていかれた。その後、２人は意気投合し、人知れぬ仲になったという。しかし、２１年間、交際していたとされる女性。（７０）から松下氏の人となりを中傷するような記事が週刊誌に載った。




三柱だけでのバランスであれば比劫タイプになり、良い五行（用神）は金、水、土です。








まず、注目するところは２０１２年の行運暗示に干合木（日）、方合木が同時にでています。松下氏の行運は正官ー衰で総合グラフでもみてわかるように悪くありません。
ただ、干合木（日）、方合木についてフォーチュンの解説は
【干合木（日）・方合木】
この干合木、方合木は悪い五行が強くなると言うことですから運気を極端に低下させる作用があります、これまで健康であった人も体調には十分注意すべき周期です、持病のある人、不調である人はいままで以上に体調の即時対応をするように、無理するとそれが引き金となって長引くと言った年になりかねないのです、なによりも疲労を残さないことが大切でしょう。
とありました。
結果２０１２年度の運勢傾向は
▲…【衰運】正官年
この年の運気はよくありません、目標が決まっていながら周囲の事情で方針が出せない、思わぬ反対者が出て紛争したりするなど予定が変わりやすく実現が遅れます、やる気が充分なのに中断せざるを得ない場合もあります、自分を売り出そうとする意欲、また周囲から期待を寄せられる要因が、気持ちだけを焦らせる年となります、責任感だけが強くなり、無理に行動を起こしても実りがなく、はやる気持が返って良くない結果をもたらします、能力の限界を感じたり、能力以上の事を要求され悩みの多い年でしょう、運気的に自分の力が弱くなっている時です、自力がある人でも力が思うように発揮出来ません、突発事が発生しても、いつもならなんなく対処出来たことがもろに影響を受け傷つく時なのです、それだけにちょっとした油断やミスが地位、名誉を犯す大きなものに発展する危険性をもった周期と言えます、この時期は積極的に物事を押し進めてはいけません、むしろトラブルの起きない様に心掛けるべきです、自分の実力、言動行動、考え方を点検し反省の中から新しい自分を見い出して下さい、車でも車検があるようにあなた自身の整備点検の周期なのです、ストレスがたまる時なので気分転換を計り、気持ちのコントロールに努めるよう。
以上が松下氏の２０１２度の「フォーチュン」の原文です。
四柱推命はバラス学問です。仮に五行木が、よい五行であっても干合木と方合木が同時にあるとバランスが崩れ運気は低下します。
女が男に腹を立て、寝間ごとまで曝露するような記事であった。一方的に男が悪いという内容ではない。
松下氏はいつもと違う気運に影響されてしまったのでしょう。
運気さえ知ってくれていればと、非常に残念に思う事例である。


コメント

四柱推命の良さは、生年月日時がわかれば、その場に相手がいなくとも鑑定できることである。
しかし、調べてみると推命家と称する人には、変わった自論をもっている先生が多いことだ。
ある人は、対面の鑑定しか行わず、訊かれたことしか答えないといわれている。
それは経営コンサルトが、相談相手の現状を聞いて、それからアドバイスをするのと同じだという。また、技法についてはあかさないと言われる。
気象予報士は天気を予想する、何故、そのような天気を予想したのかを説明できる。
推命家も力量があるなら何故、そうようになるのかを説明してあげるべきだ。
運気が予測できても、必ずしも人間的賢者にはつながらない、高い目線で物言う人は単なる勘違いをしているだけだろう。
ほかにも時間がわからない方は、お昼の１２時で鑑定するという推命家？、それは太陽が燦々と照っているからだという。意味がわからない。
ある人は用神は流派によって違いがでてくるが、それは大したことではないという先生がいる。根本の違いは鑑定するにあたって大したことがないといというのか。

お知らせ

講習会の開催日が１０月２０日（土）に決まりました。
今、ホームページを刷新しようと取り組んでいるところです。
これを機に「フォーチュン」の加盟店、取次店を募集したいと存じます。
どうぞ宜しくお願いいたします。