月別アーカイブ: 2012年7月

祝 メダリスト寺川綾さんを鑑定する

寺川写真大阪市出身。7月30日、女子100m背泳ぎ決勝で、自らの持つ日本新記録更新する、58秒83の日本新記録で泳ぎ、銅メダルを獲得をした。2008年北京五輪女子200m背泳ぎで銅メダルだった中村礼子さんの26歳を抜き、日本競技女子史上最年長のメダル獲得となった。近大付高校2年のとき出場した福岡世界選手権ではルックスが注目され「美少女スイマー」と騒がれた。アテネ五輪は8位(19歳)。北京五輪代表に漏れ、「寺川は終わった」との声もささやかれていいたという。他人の泳ぎを参考にしないのが欠点といわれた寺川(当時23歳)が、北島康介、中村礼子ら五輪メダリストを輩出している平井伯昌コーチに指導を仰いだ。さつそく、フォーチュン四柱推命運勢鑑定を通して、どのような運勢の持ち主か検証してみましょう。


寺川命式
残念ながら「フォーチュン四柱推命運勢鑑定では【あなたの場合、生まれ時がわからなけれは詳しい判断ができません】とでてきました。時柱の天干支、地支によっては、まったく鑑定結果が違ってきます。



寺川大運
大運を表示しましたが、これも生まれ時によっては、変わってきます。






















寺川行運





















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2004年、19歳でアテネ五輪8位入賞したときは「出られたことに満足」してしまったいう。その悔いを晴らすべく、2008年北京の出場目指したが、選考会では3位となり落選、引退も囁かれたが、現役の続行を決めた。これまでずっと真綿に包まれるように、特別扱いされていた彼女は気持ちを新たに、自ら飛び込んだはずの新天地でも積極性がなく、平井コーチからは「『なんだ? こんな選手と思ったという。いつも、どこで辞めるかを探しているようだった、だったらとっとと辞めてくれ、と思っていた」と最悪の印象を持たれていた。容赦ない平井流トレーニングに、最初はついていくのが精一杯。だが成績が出るようになると寺川さんは変わり、自ら好奇心を持って練習に挑戦するようになったとある。挫折を知らないお嬢様スイマーが、4年間で真の勝負師に変身したと評されるまでに至った。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)4年で掴んだメダルである。メダルを首にかけた寺川綾さんは涙を流しながら「いろいろなものが詰まりすぎていて、重いです」と語った。生まれ時が知りたい、推命家はドラマのよう生きざまを検証したいと、うずうずしていると思うところである。より強く、心から美しくなったメダリストに心から祝福したい。









祝 メダリスト荻野公平さんを鑑定する

img254萩野公介(はぎのこうすけ)。栃木県小山市出身。御幸ケ原SS、作新学院高等学校3年。身長175㎝。7月28日強豪ぞろいの男子400mの個人メドレー決勝で、自らの持つ日本新記録更新する4分8秒94で銅メダルを獲得した。56年ぶりの高校メダリストになった。男子の高校生、五輪日本代表選手は、2000年シドニー五輪以来の出場となり、あの北島康介選手に続く快挙だ。当時の北島選手でさえも、初出場の五輪では、100メートル平泳ぎで4位と悔しい思いをしている。男子個人メドレーでのメダルは今回の荻野さんが初めて。さつそく、フォーチュン四柱推命運勢鑑定を通して、どのような運勢の持ち主か検証してみましょう。



萩野命式三柱では比劫-印星タイプとなっていますが、やはり生まれ時がほしいですね。インタビューに応える印象からは身旺であることは間違いでしょう。生まれ時によって比劫風ににるのか、印星風なのか、それとも比劫-印星なのかは、わかりませんが、物怖じしない、ひょうきんなキャラクターは人気を呼びそうですね。三柱だけでみる良い五行(用神)は火、木です。
萩野大運
大運ランクはまずまずよいところ。小学生の時、10個の学童記録を作り、地元では「金メダルに一番近い小学生」と騒がれたとある。水泳をするために生まれてきたと思った」と指導する御幸ケ原SSの前田覚コーチがいう。高1でパンパシフィック選手権代表入り。「天才スイマー」と評されたが、萩野は「天才」と呼ばれることに反発があったという。萩野いう天才は練習しなくてもタイムを出す選手のこと。僕はけっこう大変な練習をしてきた。自宅から宇都宮市のプールまで片道1時間をかけて通い、1日2回計5時間以上の練習に励んだ。ケガや病気にも打ち勝った。中2の時には肉離れと半月板損傷に悩まされ、約2カ月間泳げない時期もあったという。
今年の運勢はグラフをみてもわかるように、よくない。このような年に快挙を成し遂げるようなことができるのか。条件的には、もっと大運ランクが高いか、何かよい暗示がでていたりするものです。
萩野行運




よい支合がでていましたね。









行運が悪い中でも、7月の気運は悪くありません。









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いつもながら四柱推命は生まれ時が必要だと痛感する。
オリンピックの期間は、やや疲れ気味になります。各選手のオリンピックに選ばれるまでの苦労、壮烈な戦い、そして家族愛などが紹介されるたびに、よい結果になればいいと、つい力が入る。本当は悔いのないよう、楽しんでくればいいと思っているのですが、プレッシャーに押し潰れそうな場面で、頑張っている選手をみれば、そうもいかない。そんな気分をパッと明るくさせてくれた萩野公介選手に感謝したい。若さは本当にすばらしい。”頑張れ日本” そして表彰台に手の届かなかった選手も胸を張って帰ってきてほしい。




日本はなぜ盛り上がらないのか

4/14TBSテレビの「サタネプ☆ベストテンSP芸能界消えた金額ランキング!」で辺見マリさん(61)が占い師に貢いだ5億円の真相について語っていた。
また、週刊誌の記事ではにテレビや雑誌でカリスマ霊能者としてもちあげられてきた下ヨシ子(59)が提訴され被害者に610万円の支払いを命ずる判決が下ったとある。
下女史は水商売出身で44歳で霊感に目覚めたとかで、熊本の六水院なる”寺”の館長を務めている。02年3月、フジテレビの『奇跡体験!アンビリバボー』で難病が治癒すると紹介されたのをみて六水院に473万円を払ったが病気が治らないと訴えられ、全額返還したこともある。
今回も同じ番組をみて体調不良の主婦が六水院の関西別院に通い、効果が見られず、交通費を含めて730円の損害額が発生したと訴えたものである。この裁判で自らを「日本一霊媒師」と自負した下女史であったが、あえなく完敗している。
中島知子さんの騒動もそうだったが、洗脳したとされる人物を「占い師」、とか「女霊能者」と表現していた。
週刊誌のコラムニストは占い師は東北大震災を当てた者はいないと、ばからしい記事を載せていた。
そもそも十把一絡げで占いという言葉で、ひとくくりしてしまうから誤解が生じる。学術のない方法で物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言もの、八卦、トランプ占い、タロット占い。星座占い、九星学、血液占い、動物占いなとなどあるが、占う度に違った結果になるものや、1/12、1/9、1/4に分けて同じ結果がでるようなものは、遊占(ゆうせん)と呼ばざるをえないのである。
命名(姓名判断)は一生着る洋服と考えればよい、どうせ着るなら似合う服を着ればよいが大抵は親が考えることで、それによって人生が決まるものではない。
人相は自分の生き方で変わるものだから自分の生き方の結果である。たまに、先生は霊感を信じますかと質問を受けることがある。
小生はブログで書いたように予知能力があった、もし、その能力が自分だけのものではなく、主体的に発揮することができれば、ひっとしたら人々の幸せに直接、貢献できる道を選んでいたかも知れない。
確かにこの世には、目に見えない、何らかの力が働いている、それが神なのか、先祖なのか、また別の力なのか分からないが、科学で推し測れない不思議な現象が起きることがある。
四柱推命学を学び、運勢を「見える化」しようとしたときは、誰かに突き動かされるような訳のわからぬ気力が芽生えていた。世の中には絶対音感をもつものや、第四の色がわかる人がいると言われるように、特殊な能力をもつ者もいる。
それだけに霊能者がいてもおかしくないと思っている。しかし、そんな特殊な人がゴロゴロいるとは思わない。
職業上、いろいろな人の人生をみることができた、以外に成功者ほど失敗の数が多いことがわかったのある。
昔、尊敬する社長がいったことを思い出す。どんな家がほしいかと訊かれたから、あれこれ理想を述べていたら、もう一部屋ほしい時はどうすると言われた。「ウム」と考えていると、その家は燃やせという。
意味がわからぬまま、説明を訊いていると、実際に家を燃やす話ではなく、考えが違うと思ったら、今までの考え方は燃やし、新たに考え方を建て直せばよいとのことである。頭のなかで建て増しばかりしていると、考え方そのものが、建て増しの多い家のように、いびつになると教えてもらったことがある。
成功している人と普通の人の違いは、建て増しの考えか、建て直しの考えか、そして、よいことは取り入れる姿勢、情熱の有無とみている。
今の日本の政治は突かれたところを少し改造、建て増しばかりしてきた。結果、理念ある政治が見えなくなってしまっている。


コメント

今回のブログは、四柱推命学に関係のないところで、小生の最近のニュースからの情報のとらえ方が間違っているのか、皆さんにも、ぜひ、聴いてもらいたいのである。
小さいときから日本は資源がない国だと叩き込まれてきた。歴史的にも太平洋戦争開戦は、石油禁輸が一因となったと記されている。
戦後は、さらに石油消費量が増大し、中東が主な輸入先となっている。原油の輸入量は国内消費量全体の99.7%、2億5,460万キロリットルとある。輸入相手国は上位よりサウジアラビア、アラブ首長国連邦、イラン、カタール、クウェートなど中東地域からが全体の87%を占めている(2006年度)。
天然ガスについてはインドネシアが輸入先の第1位であり、次いでオーストラリアとなっている。2010年9月7日、尖閣諸島付近の海域をパトロールしていた巡視船「みずき」が、中国籍の不審船を発見し日本領海からの退去を命じるも、それを無視して漁船は違法操業を続行、逃走時に巡視船「よなくに」と「みずき」に衝突し2隻を破損させた。
海上保安庁は同漁船の船長を公務執行妨害で逮捕したが、中国政府は中国に仕事で訪れていた中堅ゼネコン社員の身柄を拘束し、中国人船長の取引材料にしたことは記憶に新しい。また、電子機器などハイテク製品に不可欠とされるレアアースを輸出を制限しきた。
レアアースは世界生産の97%を中国が占め、日本も輸入量の9割を中国に依存してきた。完全に足元をみられた中国側の報復である。対等に物が言えない要因は、何よりも資源のなさが根源であり、腹立たしく思うしかなかった。

ところがとうだろう、次世代の天然ガス資源「メタンハイドレート」が日本周辺の海底にあると「独立総合研究所代表取締役社長」 青山繁晴氏がテレビで熱く語っている。
メタンハイドレートとは、メタンを中心にして周囲を水分子が囲んだ形になっている包接水和物である。
低温かつ高圧の条件下で、水分子は立体の網状構造を作り、内部の隙間にメタン分子が入り込み氷状の結晶になっている。メタンは、石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分であるため、地球温暖化対策としても有効な新エネルギー源であるとされる。
メタンハイドレートは地震の起きる海でとれるとにいう。日本海側のメタンハイドレート(シャーベット状の天然ガスの主成分)は純度が高く海底に塊の状態で存在­­­しているという。
高いものであれば東京スカイツリーぐらいあると発表されていた。埋蔵量は日本で使う天然ガスの100年分、学会では400年分とう説もある。すでに2009年、日本の大手ゼネコンの清水建設がロシアのバイカル­湖で試験採掘が成功している。
日本はエネルギー

内村航平さんを鑑定する

  1. 内村 航平誕生時には元号がまだ”昭和”だったが、誕生4日後に”平成”に改元したことにあやかり、「平成の時代を真直ぐ渡れるように」という願いを込めて、”航平”と命名された。父は日体大体操競技部出身、母は元体操選手、妹も体操選手(日体大)という体操一家。1992年(平成4年)に両親が『スポーツクラブ内村』を開設し、長崎県諫早市に移住したのを機に、3歳で体操を始めた。両親の反対を押し切り、諫早市立諫早中学校卒業と同時に、塚原直也に憧れて上京し、朝日生命体操クラブに入門。東洋高等学校を経て、日本体育大学体育学部体育学科に入学。大学では体操競技部に所属し、4年時には主将を務めた。7月15日、NHKでロンドン五輪、体操・個人総合で金メダルに最も近いと言われる内村航平さんの能力を科学的に分析する番組があった。これまで謎に包まれていた内村の『空中感覚』を、最新の特撮技術に加え、スポーツ科学、脳科学、宇宙航空医学など、さまざまな分野の研究者の協力を得て解き明かしていく内容である。放送で語っていたが内村さんは決して天賦の才があったのではない、むしろ、高校2年頃は苦手のあん馬で10点満点の2点をだし、先輩にバカにされるような存在であったという。新たに基本から、人一倍練習をしていたとナレータは語る。では、フォーチュン四柱推命運勢鑑定を通して、どのような運勢の持ち主か検証してみましょう。



    内村命式
    日干癸-子月生まれで、月令を得ての比劫タイプです。三柱だけでみると日干から数えて3番目の五行が0%です。日干から数えて3番目は財運であり、男命では女性運です。それが0であることは金運がない、女性運がないとみます。もし、生まれ時がわかっても、3番目が0としたらお金の入りはあっても貯まらないと鑑定するのです。内村さんの3番目の五行は火ですから、五行火の多い方が伴侶になるとよいですね。内村さんの場合、日干水は火を剋しますから少なくとも五行水の威力を抑える五行の持ち主を探すべきでしょう。命式をみてもわかるように、月支が空亡しています。月支空亡は夫婦の離婚の意味合いがありますから、相性のよい人を見極めることが大切といえるのです。良い五行(用神)は火、木、土です。


内村大運
大運ランクは高いですね。偏った水が旺盛になる冬の季節が通り過ぎているのはラッキーなことです。

今年の干支(えと)は壬(みずのえ)、辰(たつ)年です。支の辰(五行土)は春の終わりの4月です。だから五行水の威力も弱まり補助星グラフをみてもわかるように高いランクになります。干の壬(五行水)は日干と同じ五行で、比劫タイプにはよくありません。干と支の割合を7.3で鑑定したものが、総合鑑定結果となるのです。宿命星が劫財で運気が悪いということは我が五行が強くなりすぎて、自分で自分の身を粗末に扱い、なげやりな行動をとってしまいそうな時期といえるのです。2004年アテネ、08年北京両五輪の柔道金メダリストが女子部員に乱暴したとして逮捕されたときも劫財年だったのです。要するに何かがふりかかるというより、自制心がきかず暴走しやすい年となるのです。内村さんは目的をもち自分立場をよくわかっているとはず。なによりも大運が高いことが行運の運気の悪さも補ってくれそうです。
内村暗示幼い頃からトランポリンに親しみ、既に小学校高学年の時にはトランポリン上で、ひねり技を身につけるなど、高度な空中感覚に加え安定した着地感覚を身につけたという。
実験では宇宙船のパイロット席のようなところに座り、軸がずれても操作で垂直に修正するというものでしたが、彼の修正したものは誤差5%、軸がずれている状態で座っていてもほぼ正確に重力をつかんでいる結果がでたのです。どんなに複雑な宙返りやひねりを連続しても、内村は空中での自分の位置を正確に把握。自由自在に自らの体をコントロールしているという。一瞬で数字を読み取る能力も完ぺき、科学的に彼の能力の凄さを証明されてました。さらに、秀でるものがある、彼のイメージ能力です。コバチをする選手の録画番組を繰り返し繰り返し擦り切れるほど見ていて、自分のコバチのイメージをしていました。ある日、目を閉じイメージをしていたら回転している自分の見ている景色が見えた、のです。すぐに鉄棒に向かいやってみました。するとできたのです。「イメージしたらできるんです」と彼は語り、できないことはない、不可能はないと思うと話す。


コメント

1976年、モントリオールオリンピックで鉄棒でみせた塚原光男選手の「月面宙返り」には驚いたものだ。次の日の朝刊に回転しながら着地するまでの写真が一コマずつ載っていた。美しい、人間業ではない、さすが体操日本だと感動したことを覚えている。内村航平さんが憧れたのは、その息子の塚原直也氏(2004年のアテネオリンピック体操男子団体金、日本五輪史上初の父子金メダリストとなった)とは、時代は流れているもんだと、つくづく痛感してしまう。団体に出場するメンバーは。内村航平さんの他、田中和仁(たなか・かずひと)さん27歳、山室光史(やまむろ・こうじ)さん23歳、田中佑典(たなか・ゆうすけ)さん22歳がいる。ロンドンオリンピックテーマソング「風が吹いている」が耳慣れてきた。我が国を代表するトップ アスリートになっただけで立派なものだ。プレッシャーに押しつぶされず、楽しむ気持ちで頑張ってきてほしいと 願っています。





土井杏南さんを鑑定する

土井杏南いよいよ7月月27日から開催されるロンドンオリンピックが近づいてまいりました。1964年の東京大会以来、48年ぶりの五輪出場が決まった女子400メートルリレー日本代表の第一走者候補、土井杏南(どいあんな)さんにスポットをあててみました。彼女は国内の中学、高校、ジュニアの女子100メートル記録を全て更新し、日本選手権でも福島千里(24)さんに惜しくも敗れたものの2位に入った。土井さんが五輪に出場すると16歳1ヵ月で、日本陸上選手として戦後最年少となる。埼玉栄高等学校2年生、身長1m58cmの女子高生が眩しく輝いている。では、フォーチュン四柱推命運勢鑑定を通して、どのような運勢の持ち主か検証してみましょう。




土井命式
日干丁、申月生まれですから、自分自身を強く張っていこうという命式ではありません。三柱では官星タイプと判断されていますが、生まれ時によっては印星タイプになるうる可能性もあり、時柱に五行土がでてくると上格の命式になりますから、いずれにせよ生まれ時がほしい命式と言えるでしょう。


土井大運
大運が秋運で輝いているのだから、官星タイプではないかも知れぬ。もし官星タイプなら25歳から男性によって自分の人生が動かされる周期に入るので、男性への確かな目を養うことが必要とされる。






今年の壬、辰年は総合鑑定グラフでは衰になるが、幸い丁-壬の干合木で運気はあがる。正官は地位、名誉を表わす星ですから、この干合木は非常によいものとなります。









コメント

土井さんが小学校4年のときの運動会の映像が流されていたが、まあ、お見事、他の子をよせつけないぶっちぎりの走りをみせていた。そういえば我々の時代にも学年に一人ぐらいは、たぐいまれない能力をもった者がいたように思う、54年経った今でも走りの速い同級生の名前まで記憶している。運動会でアンカーに抜擢され、彼にバトンが渡った時は2位、はるか先に他のクラスのアンカーが走る、とても追いつける距離ではない、それがみるみるうちに差を縮め、ゴール寸前で抜きさった。彼の名前は山城君だったはず。推命では足の速い、遅いはわからないが、うらやましいかぎりの能力である。そんな能力のある者ばかりが集まり、その中で勝ちあがってくるのだからすごいというほかにいいようがない。先日、福島千里さんの練習の模様が放送されていたが、スタートダッシュの繰り返し、そして走るところに目印を置き、足幅の調整、筋肉トレーニング、メンタル面の強化と、たった100mを走るのに凄しい練習をしている姿には感動した。走るたびに強くなる土井杏南さん、5月には日本歴代7位タイの11秒43を出している。五輪参加標準記録A(11秒29)まであと0.14秒に迫る記録だ。今回、出場する陸上女子400メートルリレーの世界ランクは13位だが。土井さんの成長度合いによっては、8月9日の予選からはじまる、リレー競技にサプライズが起きるかもしれません。笑顔で物おじせずに走る彼女らしさを発揮してほしい。