日別アーカイブ: 2010年7月5日

パク・ヨンハさんの死を悼む



友人から電話があった。韓流スターパク・ヨンハさんの運勢を鑑定してほしいと依頼された。それ誰?から始まる会話だった。訊くと奥さんが『冬のソナタ』のドラマから韓流ブームにはまり、韓国にも何回か行くほどの熱の入れようとのこと。

パクヨンハ『冬のソナタ』で恋敵役を演じたパク・ヨンハさんの大ファンだったらしい。それが突然の死。日本での全国ツアーの真っ最中、チケットも手に入れていたという。報道では自殺の要因として、病と闘う父親への気苦労、起業にあたってのストレス、海外活動に対するパッシング、韓国での人気のかげりなどがあげられているが、どれも死を選ぶほどの動機はいえず、結局のところ「理由なき自殺」ということになっている。奥さんも前々から「運の不思議」について強く関心をもたれていた。パク・ヨンハさんは運勢的にどのような運勢にあったのか確かめたいという電話の内容だった。

 

 



パクヨンハ命式日干辛(かのと)、月支申月生まれで月令を得ての比劫タイプである。性格は以前のブログの「生まれもった気質と暗示」で解説している。純粋、単純、生一本といった性格分子から成り立つ気質である。




パクヨンハ大運大運は大きな節目となる31歳4ヶ月を期に7点弱まで上がっている。しかし、行運グラフをみてもわかるように、2010年、2011年の運勢はよくない。2013年、2014年は空亡が巡っており、運勢は悪くなる。追い風と感じられるのは2014年からと言えるのである。                      
ここでフォーチュン四柱推命運勢鑑定パク・ヨンハさんの2010度の運勢文を抜粋してご照会しよう。
将来への不安、また自分の生き方に疑問や迷いが出てくる時です、気持ちの上では最初は、積極的になるのですが次第に熱意、情熱がなくなりやすく、投げやりで大胆な行動に出てしまうのです。
このような周期に事業拡張、独立が良い結果をもたらすことはありません、意識的に打開策を講じるならば自分がこのような周期であることを常に意識し何事にも自重しなければなりません。
精神的過労からくる神経系やまた単純な風邪が諸病を引き起こすので注意が必要です、自分の気持ちのコントロールに努め事を焦らない事が、今年のあなたへのアドバイスです。

パクヨンハ暗示

運勢がよくないところに行運暗示に冲(月)がでています。命式の見方その4でも説明しているように破壊、動揺、運命の変化、闘争、不和、分離の暗示があります、凶の中でも最も凶意が強いものです、しかも月支の冲が最も影響力が大きく十分な警戒が必要な年となるのです。




コメント

四柱推命学は生年月日時が分かれば、運勢を鑑定できる。相手の地位や服装で話す内容を変えるような占いではなく、学術から導き出される鑑定結果である。フォーチュン四柱推命運勢鑑定は運勢をグラフと文章で解説しているのだから、これほど解り易い鑑定表は他にないと自負している。パク・ヨンハさんの運勢鑑定はご理解いただけましたでしょうか。ただ、的中しているからといって自慢するものではなりません。パク・ヨンハさんと、もし知り合っていたら、少なくともフォーチュンを手にしてもらえば、このような悲しい事件は起きなかったと確信するところであります。去年から大運は少しアップしていますが、年運が2014年まで低迷する運勢なのでアップした実感はなかっただろう思えます。2010年は起業するときではない、孤独と諸事に苦労が多い時である。ましてや月支の冲が重なるため沈滞する年となるのです。41歳から高いステージの環境がめぐる。今は悪くとも遠くに光が見える贅沢な運勢と言えよう。運勢の悪いときをうまく回避できたとか、運気の良いとに自信をもってやれたとか、そんなお便りをいただいて、あらためて仕事冥利に浸り、酒がすすむのである。最後になりましたが、パク・ヨンハさんのご冥福をお祈り申し上げます。