6月4日、民主党の菅直人代表が衆参両院での首相指名選挙で第94代首相に選出された。「非世襲」の首相誕生は、村山富市首相(94年)以来16年ぶり。首相の座に上り詰めた菅氏を鑑定する。
比劫-食傷タイプです。推命学を勉強している人のためにフォーチュン四柱推命運勢鑑定表」では、どのように比劫-食傷タイプを解説しているか照会しよう。
よりよく解るように管氏の五行の相剋図も付け加えておきました。
これまで時代の総理を鑑定してまいりましたが、どの御仁も大運ランクは高く、初めて大運ランクが低い総理に出会いました。ある意味では非常に興味深く研究の題材になりえると思っています。元首相の息子や孫という恵まれた環境で総理になったケースと違い、初当選までに落選3回、その後もいろいろ挫折をあじわっているようですね。
大相撲の世界でも日本力士が育ってこないのは日本の国が豊かになりすぎてハングリー精神が失われてしまったからだといわれています。政治の世界でも近年、打たれ弱い総理が続く中で、何か期待をもたせてくれる異色な色をもっていそうだ。行運は悪くはない、どのような手腕を発揮するのか注目したい。
コメント
鳩山氏について…昨年、大運の節目で急上昇した背景もあって総理の座を掴むことができた。ただし去年、今年の行運はよくない。秘書による献金偽装の責任を追求されたのはしかたないが、自ら5月末までと期限をきり解決しようとした普天間問題は、いろいろ人からいろんなアイディアを鵜呑みにした結果だといわれています。あるイベントで物真似の達人に促されたとはいえ一国の主がハトの物真似をしている姿はいただけない。国民に頼りない総理の印象をもたれてしまったのは否めないだろう。とはいえ五行のバランスが示すとおり、総理でなければ、人のよさは随所にでていたように思う。
小沢氏について…大運も行運もよく昨年は人生の最高ともいえる運勢であり、幹事長の座も得た。しかし、過去の疑わしき「政治とカネ」の問題がクローズアップされ、せっかくの運勢の波も疑惑が重荷となり、気持ちよく羽ばたけない。メディアも小沢氏が意見を言えば、その内容の是が非を論じるより、一言で政局を変えてしまうと、頭から悪役にしたてて報道しているように思えてしかたがない。
鳩山首相主導で小沢幹事長と抱き合い退任と報じているようだが、本当にそうなのだろうか。運勢的に、どうも違うように思う。
追加報告
前回のブログで、私が教わった先生の実名をあげていませんでしたが、いつのまにか他の先生の弟子にされていると耳にしましたので、誤解されないよう改めてご紹介したいと思います。私の易学の師は「今田名泰先生」であります。