マリナーズのイチロー選手が大リーグ史上初の9年連続200安打を達成した。日本が誇れるアスリートの代表格であるのは言うまでもあるまい。108年ぶりの記録更新だという。今季は開幕前に胃潰瘍のため初の故障者リスト入り、記録達成前は左ふくらはぎを傷め、試合にでてこないときは誰もが心配したと思う。振り返れば2009年は偉業ラッシュだった。ワールド・ベースホール・クラッシック(WBC)連覇に張本氏超え(日米通産3086安打)、そしてメジャー通算2000本安打に続く今回の大記録。来季10年連続なら、通算回数でも最多のピート・ローズに並ぶ。イチローいわく「200安打は今後も目標ですよ。でも、ずい分と気楽な目標になるんじゃないかな」。まだまだ磨きをかけるという。何を磨くかは天才のみぞ知る。
ではどのような運をもっているのか検証してみました。
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もっと詳しく運勢検証するには、生まれ時間がほしい命式です。91年オリックスから4位指名で入団。当時振り子打法がコーチに理解されず、2軍でくすぶっていたとのこと。そこへオリックスの監督に就任した仰木氏はいち早く鈴木一朗の並外れた素質を見抜いた。 イチローの生み出した独特な振り子打法を一切いじらず、開幕からレギュラーに抜擢したのである。これに応えるかのようにイチローは、すさまじいペースで安打を積み重ね始めたのである。連続試合出塁の日本記録を塗り替え、130試合で210安打を放って圧倒的な日本新記録を樹立する。イチロー中心のチーム作りが見事に成功したオリックスは、前年までは何とか3位に滑り込むのが精一杯だったチーム状況ががらりと変わり、1995年にはリーグ優勝、1996年には巨人を破って日本一に輝くのだ。イチローはすばらしいのは言うまでもないが、運の強さがなければ仰木監督の出会いから始まるドリームは生まれなかったでしょう。数百億を稼ぎ、さらに先日、5年900万ドル(約110億円)でマリナーズとの再契約に合意したことが明らかになった。暗いニュースのつづく中、国民に勇気を与え、子供たちに夢をもたらせた功績は勲章のひとつに加えてもらいたいものだ。