皆さん、明けましておめでとうございます。
新年にあたり「フォーチュン」をご愛顧いただいている皆様方に厚く御礼申し上げる次第であります。昨年は3.11の東日本大震災が日本を揺るがした。そして(2011年)の世相を表す漢字が「絆」という一文字が選ばれた。人との結びつき、そして大切なものは何かを考えさせる年になりました。さて、これから始まる2012年という真っ白なキャンパスにどんな歴史が刻まれるのでしょうか。今年も「フォーチュン」は注目される人物、話題の人物にスポットをあて運の不思議を紐解いてまいります。今年、はじめてのブログとあって、明るいニュースの中から選んだ人物は、昨年、(12月12日)対戦成績3勝2敗で清水市代女流六段(42)を下し、初の女流王座のタイトルを獲得した高校生、加藤桃子(16)さんにスポットをあててみました。
女流棋士資格を持たない奨励会員のタイトル獲得は初の快挙。奨励会の1級という立場で女流王座を獲得したのだからあっぱれのひとことである。脚光を浴びるのは当然でしょう。さて、加藤さんの三柱での鑑定では財星-官星タイプなる。
ただし、時柱で比肩や劫財がでいくると少し結果は違ってきます。女流王座戦で勝負がついたときは。「頭が真っ白です」というコメントが初々しい。感じからして比劫的要素はあまり少ないと推測する。そうであれば大運グラフをみての通り、19歳から運勢背景は非常によくなる。初タイトル獲得時の年齢では、里見香奈さんに1ヵ月遅れるが、将棋の棋士になるには男女の区別がなく、奨励会に入会して所定の成績を収めて四段にならなければならない。先崎学八段がいうには棋士になれるには能力だけではない、多分に運の要素がかかわってくるという。先日、マイナビ女子オープンで先に紹介した女流三冠の里見香奈さん(19)と直接対戦して勝負は二転三転をして惜しくも敗れたが、これからも長く、強力なライバルとし競い争っていくでしょう。鑑定する上で興味をそそる二人である。根性がなければ棋士にはなれない。才能プラス運はどの世界についてくるものだ。加藤さんの命式では男性によって自分が動かされるという暗示ある。真面目さより何となくワルの要素に魅かれてしまうタイプだけに、人生に悪影響のないよう気をつけてほしい。周りの意見にも耳を傾けることが大切である。
コメント
先々月号の将棋世界「加藤桃子1級 父との夢を追いかけて!」では、加藤桃子1級が、プロ棋士を目指すという亡き父との約束を果たすために、誰にも負けないくらいの努力をしていくつもりだと語っている。桃子さんのお父様である加藤康次(高校将棋界において、ひじょうに有名な指導)さんは2008年8月に亡くなられている。実際、父をなくされてから急に強くなったと評される。将棋界にすごいスターが登場しました。なによりも、若さに、計り知れないが可能性が魅力てある。これからの活躍をたのしみにしたい。